沢山のお金

最初は返せるつもりで借りたお金も、月日が経つに連れ借金返済が徐々に苦しくなってしまう人も多いでしょう。

そういう日々を送っていくうちにいつのまにか借金地獄に陥ってしまいます。 そもそもいったいなぜ借金地獄になってしまったのか? その理由を考えてみましょう。

収入に対して支出の割合が大きい

借金地獄とは、払うのが困難なぐらい大きな負債を抱えている状態を指します。 借金返済が地獄と感じられるほど苦しくなる原因のひとつに挙げられるのが、収入に対して支出が多すぎること。

例えば食費が掛かりすぎている、高い家賃の住宅に住んでいる、趣味にかけるお金が多すぎる、大病をして医療費がかかっている・・ 収入に対しての支出の割合が大き過ぎれば当然家計は圧迫されてきます。 そこで問題解決のために借金を利用するのはよくあることです。

しかし、お金を借りれば当然その後、その借金返済し続けなくてはならず、家計に月々の返済額が加わります。 当面は借りたお金で楽にはなりますが、その後の生活をどうにか変えていかなくてはそのうち返済によって地獄の様に苦しむ羽目になります。

浪費・借金に対しての罪悪感が低い

貯金を多くしている人は、浪費や借金に対しての罪悪感があります。 その真逆にいるのが、金銭の借入れを繰り返す人です。

例えば週末に飲み会に誘われたけど持ちあわせが少ないような状況にあるとします。 それほど重要じゃない飲み会であっても、キャッシングで現金を調達してまで参加しようとする人は、お金の借入れを繰り返す傾向にあります。

借金に対しての罪悪感がなさすぎる、もしくは目先の快楽を我慢できないためにいとも簡単に借り入れを繰り返すので、後から地獄の返済に苦しむ羽目になるのです。

借金返済のための別の借金

目先の快楽を得るために後先考えずに借金をしてしまうと、支払いが苦しくなって地獄をみます。 ここで反省と我慢ができれば同じことを繰り返したり、借金地獄とならずに済むのです。 先月簡単にお金を借りてしまったばっかりに家計が苦しいなと思うなら、しばらくは節約に専念して借金返済へ充てるのが当たり前です。

しかし借金に対する罪悪感がなさすぎると、返済のために新たな借入をしてしまうことになります。 新たな借金をしたことにより債務は膨れ上がっているのですが、一時的にお金に余裕ができたような錯覚に陥ってしまいます。 生活レベルは下げないので支出は変わらず、借金は減っていかないのです。

このような現実に気付かず生活していると、遅かれ早かれ必ず借金地獄にはまってしまいます。 本気で抜けだしたいと思うなら、早く気付いて対策を取りましょう!

借金対策を考える上で大切なことは、そもそも自分だけの力で何とかなる問題なのかという事です。 つまり、今まで贅沢のために安易にお金を借りていたならその贅沢を止めて、生活を改めて節約を心がける様にすれば、今ある借金を全額返済できるかもしれません。 ですが、幾ら節制に努めたとしても元々あまり贅沢な生活をしていなかったのであれば、借金地獄から抜けるのは難しいかもしれません。

その時は、一人で考え込んでも解決は難しいでしょう。 お金を立て替えてくれそうな身内がいれば、その人に相談をする。 そういった人がいないのであれば、債権者と話し合う任意整理や弁護士に法的手続きを依頼することで借金の減額ができないかを検討するべきです。 借金問題に関する相談は行政や民間の債務整理を取り扱っている法律事務所ですることができます。 法律事務所は初めの1回だけはタダで相談を受け付けている所が多いです。 だから、最初の借金相談はお金が掛かりません。

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